ちょこミントな気分

今日、学生時代の友人からメールが来た。
自営の手伝いを辞めて、
別の会社へヘッドハンティングされたそう。

社会から、『必要』とされてるんだ。
彼女の今後が明るいモノになりますように・・・

友人とのメールで思い出したことがある。

スズの介が産まれる前。
予定日の数日後に家のばーさまが信仰する宗教の行事があった。
『出産』は「おめでたいこと」だとおもうんだけど、
神教では『汚れ』とされるそう。

スズの介の出産予定日は、その行事の数日前。

ばーさまは、
『早めに出産できるようにＤｒ、にお願いしてみて･･』
人工的な出産は、母子共に大きなリスクがある。

ママは、ばーさまの意見を聞き、
スズの介をクスリで出産した。

それから１０年。
思いがけず、妊娠がわかった。
ママも死語の『丸高出産』
今回は、ゴジラが浮かぬ顔をした。
喜んでくれない。

子供の戸籍はママの名前にする覚悟で産む事にした。
望まれない子供・・・

情け容赦なく、家のばーさまが、
『畑の南天を掘り返して』と・・・
おなかに子供がいるのに、殺生を頼む・・・

やはり・・・子供は流れてしまった。
おなかの中には２つの命が育っていた。

生きていれば、８歳になる。

とどめが、ゴジラとカノジョのこと。

もう４年。

いまとなっては、２人が連絡を取ろうと、会おうと、
抱き合おうと・・・何の感情もママは抱かない。

２人が「そうしたければ、それでいい」

ママは、家のじーさま・ばーさまがそれなりに
残された人生を有意義に過ごしてくれれば、それでいい。

オサムもスズの介も、
ジブンの進みたい道をすすめれば・・・それでいい。

ママは・・・？

生きる意味・価値を見出せない。

ゴジラはＤＶをする。

ママのココロはそのたびに生きることを否定する。

昔にもどれたら・・・

そんなこと、できるわけない。