ちょこミントな気分

老人保健センターに入所中のばーさまが、
とうとう？？
グループホームに移ることが決定しました。

布団とか、
お茶碗や湯のみなど
大体のものは揃えた。

あとは、たんす類。

本人の意思は全く無視して、
ママや、
ゴジラの両親、子供達との生活を選んだ。

ビョウキで、
動けなくて、
自宅で療養できない状態ではない。

まるで、
『姥捨ての鬼』の心境。

入居日がほぼ決まり、
ココロが痛い。

ママん家は、週末しか？
家族全員揃わない。

朝は、
もちろん？？
じーさま・ばーさまは早いし、
ママはいつもよりスコシ遅め。
ゴジラも、休日はゆっくり、ＴＶ見たり、ＰＣさわったり・・・

オサムも、
スズの介（部活があれば、むちゃ早い！）も、
起きてくるのは昼前。

夕食だけが、
家族の揃う時間。

オサムは、寮生活で時間には割りとキッチリできるようになった!!

が、・・・
スズの介、
何回『ご飯できてるよ!』って叫んでも・・・
暖簾に腕押し・・

ついに、
堪忍袋が破けて、
『食べるな！！』って叫んでた。

その場にいた、
ゴジラもばーさまも、スズの介の肩を持ち、
トドメが・・・
『いらんことを・・・！！』
と、ゴジラの吐き捨てる言葉。

そう、
ママはいつも、
いらんこと言い、いらんことしい。

主婦の性か？？
台所片付けて、ゴジラが酔っ払って寝てるのと、
ばーさまがお風呂に入ったの確認して、
２時間ほどプチ家出。
眠剤と安定剤を大量に持って・・・

アノ人の家へ・・・
何をするのでもなく、
ただ、
家の明かりが見たかった・・・

まだ早い時間だったけど、
リビング？？は真っ暗。
２階には明かりがあったけど。。。

暫く明かりを眺めてから、
帰りたくなかったけど、家へ・・・
哀しかった。

ゴジラは起きていた。
エアコンの調子が悪く、
湿度で眠れないので、起きて修理していたみたい。

ゴジラは何も聴かない。
ママも何も言わない。

いらんことしか、出来ないママは、もうこの家には要らないんだ。